5月17日時点の、みなさんから頂いたアンケート回答を取りまとめましたので、報告いたします。
4月の売り上げは、対前年80%減以上が多数をしめる
回答いただいた方(以下、回答者)の大多数が、4月は80%以上の減と答えています。5月も休業を決める施設がほとんどですので(データから見る、人気温泉地におけるホテル・旅館休業状況)、回答者の窮状が見て取れます。
緊急資金調達・助成金なしでは夏乗り越えられず
4,5月がほぼ売り上げのメドがたたない現状では、多くの回答者が夏を乗り越えられないと考えているようです。もう一つのヤマが12月となっています。いまだ先が見えない状況下では、新たな資金調達ならびに助成金が不可欠であることが見て取れます。
ほとんどの回答者が運転資金の確保にはしる
連休明けから直近に回答いただいた結果を見ると、ほとんどの回答者が融資要請や助成金受給手続きに着手しているようです。同質問を4/24~5/6にした結果は94%でした。
希望する資金調達ができない回答者増える
融資要請に満額の対応を受けることができたかという質問に対して、連休前と連休明けでの回答に違いが見えます。連休前において、「はい」と答えた回答者は48%でしたが、連休後では18%にとどまっています。
直近の回答者の関心事は、これだ
前回の集計時と、上位2項目は同じで「各地のホテル・旅館の取り組み最新情報」、「資金繰り・財務」でしたが、直近の集計結果では、3番目に「危機管理」があがってきました。営業再開にあたって欠かせない準備事項であると考えているようです。
衛生管理体制に関して
集計時点では、衛生管理体制構築に悩む回答者は15.8%いました。しかしながら、5/14に業界からガイドラインが出ましたので、その指針をもとに準備を進める企業は多いと思われます。
営業再開時の懸念事項を最後に示します。
今後は、これからのお客さまの回復をどうみるか?その対策はどうする?についても聞いていきたいと考えています。
尚、本結果を踏まえアンケート内容も変更しました。併せて、ご協力お願いします。